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「三三屋」さんにて

京都の三三屋(みみや)さんで開催された、ミルクマン斎藤さんのトークイベント

「ザ・ベストテン! The Best & Worst Movies of 2019」

こちらに参加してきました。

ゲストにはくれい響さん。そしてもうお一方、himeさん…の予定でしたが、まさかの「シンガポールで飛行機に乗り遅れたため欠席」となりました…。それでも5時間前後、長丁場なイベントでした。

私自身は2019年は夏から休職してお刀関連の遠征が多くなったので映画館にはなかなか行けなくなっていたのですが…

斎藤さん、くれいさん、himeさんが邦画と洋画、それぞれにトップ10および次点に挙げてくださっていた中で私自身も「観て良かった」と思えた作品は、

WE ARE LITTLE ZOMBIES
洗骨
スパイダーマン スパイダーバース
ガルヴェストン
ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた

こちらの5本でした。

それ以外にも「観てない!観てみたい!」という作品もたくさんあったので、今年はAmazonビデオとかも活用していきたいなあ、なんて思うのでした。

ついでなので2019年に観た映画について振り返りなぞ。
映画館で観たものだけですが、観たものの箇条書き。


「洗骨」
「映画 刀剣乱舞-継承-」
「運び屋」
「アクアマン」
「グリーンブック」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「スパイダーマン スパイダーバース」
「シャザム!」
「僕たちのラストステージ」
「名探偵ピカチュウ」
「プロメア」
「ガルヴェストン」
「天気の子」
「海獣の子供」
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」
「そうして私たちはプールに金魚を、」
「WE ARE LITTLE ZOMBIES」
「ひろしま」
「HELLO WORLD」



続きからネタバレ込みで、あれこれ書いてきますね。





「洗骨」
ゴリが本名、照屋年之として監督した映画。南の島に残っていたお葬式、「洗骨」の風習をモチーフにした作品。遺体を一度棺に納めてから「風葬」し、数年後その骨を取り出し、洗ってから改めて埋葬するお葬式。途中からほとんど泣いてた。映画館であれだけボロボロ泣いたの初めてだった。もし見るなら、あまり「誰が誰役か」を見ないで、ザクッとあらすじだけ読んでから見てほしい。作中で登場人物が「え!?」ってなるシーンがいくつかあるので、そこで一緒に「え!?」ってなってほしい。

「映画 刀剣乱舞-継承-」
最近の「2.5次元」の役者のクオリティにとても驚いた。鈴木拡樹のバケモノ2.5次元俳優感すごい。殺陣なんかのアクションシーンはみていて楽しいし、槍や短刀、脇差のアクションは他ではあまり無いみたいなのでそこも見応えあると思う。最初に見終わったときは、こういったものが「これからの新しいかたちの時代劇」のひとつになるかもしれないなと思った。個人的に「ゲームを知らない、フィルターかかってない人何人かに見てもらって、感想を聞いてみたい」1本。日本号さんがすきすぎて2回見にいった。ついでに福岡まで本物も見に行った。

「運び屋」
やってることが「おじいちゃんそれあかんやつやーん!やったらあかんぞー!」の連発なんで、最初ちょっとそれがキツかった。その後の麻薬運びのシーンで時々「◯回目」って字幕が出るんだけど、数字が更新されるたびになぜか笑えるようになってきて、おじいちゃんと音楽かけながら、ノンビリドライブしてるみたいな気分になった。同行してる運び屋仲間とごはん食べたりしてるシーンとか、犯罪行為真っ最中なのを忘れて和む。公式サイトでのコメントでもあった「クリントイーストウッドを抱きしめたくなった」。最終的にこれだった。

「アクアマン」
頭から〜っぽにしてみられるぞ、とおススメされたのでレイトショーで見た。あらすじは海底人と地上人の間に産まれた主人公が海底の国の異父兄との後続争いに(嫌なのに)巻き込まれるというやつ(雑)なにしろ「体感的に5分に1回爆発が起こる」感じの映画だったので、テンションブチ上げで帰宅した。最初の1発目のどかーん!のシーンで「あ、これそういう映画なのね!!」って気付いたのでそのつもりで楽しんだ。いやーいいもん見たわぁー!っていう気分になった作品。いいぞもっとやれ。海底の街やクリーチャーのデザインなんかがとても好みでした。あと主役ジェイソンモモアが良いマッチョです。となりのカップルシートで見てた男女のうち女の子が終わった後に虚無の表情をしていたので合わない人には合わないかも。メイキングがものすごい馬鹿(褒めてる)で思わずBlu-ray買った。見初めて5分で笑顔になった。

「グリーンブック」
アカデミー賞受賞作品だけど、これ結構「事実と違うわ!」って言われてるようで。でも私は割とすきだった。「とりあえず『映画』のあらすじだけを頭に入れて見た」ので、普通に「よかったー」ってなった。主人公のふたりが一緒にご飯食べるようなシーンがすき。最後の方で、黒人ばかり集まるガヤガヤしたお店でピアノを弾くシーンが、あーめっちゃ音楽してる!楽しそうー!ってなって、ここも幸せになった。で、こちらもまた「おじちゃんとドライブ」気分になってしまって、そして最終的に主人公ふたりを抱きしめたくなった…。

「ボヘミアン・ラプソディ」
正直いうと、もっとライブしてるシーンたくさん見たかったなー、って思った。応援上映とかどんな感じだったのか気になる。ライブエイドのシーン、「これ全部グリーンバックで撮ったんだよなあ…」ということを思い出したらそこはなんとなく笑ってしまった。でもQueenというバンドをもっと知りたくなった。

「スパイダーマン スパイダーバース」
海外のアニメ作品。とにかく「隙がない」って思った。画面の配色センスとか、すごいなにこれすごい!と語彙力がしんだ。今作は違う世界を生きているそれぞれのスパイダーマンたちが同じ世界に放り込まれてしまう、という話。このなかで女の子(スパイダーウーマン)が2人いるんだけど、この娘たちがめっちゃかわいい。「スパイダーマン」そのものに関しては、なぜか実家に一冊だけあったコミックスをむかーし読んだだけなので、「指先から糸を出してグワングワンしながら戦う」という最高に雑な知識しかなかったけど過去作知らなくても楽しめた。もう一回見ればよかった。

「シャザム!」
中身が子供のまま大人のヒーローに変身してしまってバカやらかしまくって…という、アメコミにしては珍しいらしい「子供が主人公」の映画。色々笑えるポイントが多くて、何度かふふってなった。結局は「敵と戦う」ことになるんだけど、それまではやってることがマジでおバカ男子。まあいきなりスーパーパワー手に入れたらやっちゃうよねーそれーみんなも波動拳撃てるようになったら撃っちゃうでしょ?って感じ。ラストはなかなかの胸熱展開。そしてエンドロールとその後のオマケは、アメコミファンがニヤニヤできる仕掛けが。先にアクアマンみといてよかった。

「僕たちのラストステージ」
実話を基にした、割と短めの映画。コメディアンのふたり、「ローレル&ハーディ」の物語。仲良くやってると思ったら、2人の間に亀裂がはいって、でもやっぱりコンビを組むなら君だね、という。ああもうこのおじさまたちかわいい!すき!と、まあまたそれかいな、と言われそうな感想。ラストに2人でダンスするシーン、個人的にカメラワークめっちゃ良い!とおもってる。ちょっとウルッとする。パンフレットとかしっかり読んでから2回目を見た。

「名探偵ピカチュウ」
シワシワピカチュウかわいすぎる。あとふわふわ感がすごくよかった。途中ピカチュウが怪我してしまうシーンで、その時の「汚れてしまってぼろぼろのぬいぐるみ」みたいな姿がえらいリアルだったので「あれこの生き物実在するのでは??」と錯覚した。大人になってからフシギダネちゃんの可愛さに気づいたので、途中20匹くらいワラワラでてきて、天国かな?ってなった。ストーリーは、「あれ?これあんまり探偵してないやん??だけどポケモンみんなかわいいから10億点だね!」2回目は吹き替えで見たんだけど、「あの頃モノクロドットだったポケモンたちが動いてる…鳴いてる…!」ってすこし泣きそうになった。エンドロール前の映像もポケモンファンにとっては最高にテンションあがる。あと頑なにケンワタナベは「ポキモン」じゃなくて「ポケモン」って言うのもすき。

「プロメア」
大画面で見たせいもあってジェットコースター感がすごくてやみつきになって結局映画館で9回見た(そのうち1回は4DX)ざっくりとしたあらすじだけ頭に入れて見に行ったら、バー!って始まってバー!って終わった。最初から話が転がり始めるのがとても早いのがいい。メインキャストの松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人がそれぞれに最高だった。何度も見たせいで粗も見えてくるけど、そういうところは色々と勢いでぶっちぎってくれたなあ、と思う。残念ながら制作したtriggerブラックすぎる労働環境でもめていた模様。
映画『プロメア』などで知られるアニメ制作会社トリガーと団体交渉を行い、裁量労働制の誤った運用による未払残業代などについて、円満解決となりました。|総合サポートユニオン

「ガルヴェストン」
病を宣告された殺し屋の男と、ある現場に居合わせたヒロインの逃亡劇。確か予告だったか、出町座のツイートかなんかを見て、見ようと思った一作。最後はバッドというかビターエンドだけど、なんだかとてもきれいなものをみた、という気分になった。原作はまだ読んでないけど、読んで比べてみたい。

「天気の子」
だれかクレイザーX持ってこいや
※すきになれませんでした
※小説版を二回読んだ&コロナ騒ぎで少し見方が変わった

「海獣の子供」
原作も読んでないのと、話が壮大すぎてわけわかんなかった部分もあるけど、天…に比べたららイライラ感はなかった。見終わった後に、なんともスッキリした気分になりました。きっとこれ、海洋生物とか古代生物に詳しい人が見たらいろんな意見が聞けそう。あと芦田愛菜はほんとにうまい。エンディングで米津玄師まともに初めて聴いたけど、映画の内容とよく合った曲だと思った。

「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」
予告だけで見ることを決めた映画。
夢を追うことを何となくやめられない感じ&子離れできない父と、現実を見て、学業に励みたい娘のはなし。聞いていて気持ちがいい音楽がたくさんあったなあ、と思う。ライブシーンとても良かったので、また見直したい作品のひとつ。

「そうして私たちはプールに金魚を、」
「WE ARE LITTLE ZOMBIES」
長久允監督の作品。ちなみに電通の社員さん。出町座で2本連続して見た。2作品とも、10代の子たちはあえての「棒演技」みたい。
前者はWEBで無料公開している短編。
後者はこの予告だけで見ることを決めた映画その2。
好きすぎてBlu-ray買って何度も見ていわゆる「イースターエッグ探し」みたいな事をしている。その中で、「作り手は思った以上に色々仕掛けてるんだなあ」と気づいた。両親を亡くし火葬場で出会った4人がバンドを組む。そんな話。メンバー紅一点中島セナちゃんは当時12、3歳。なのにオーラがすごい。

「ひろしま」(デジタルリマスター版)
古い映画なので機材の映り込み?と思うような場面も。でも、とにかくずっと目が離せなかった。広島に原爆が落とされた日を、その前後も含めて描いた作品。終戦(1945)のあとの1953年に作成され、実際の被爆者や広島県民も出演しているとのこと。なかなか日の目を見ることは無かったみたいだけど、去年NHKで同じくデジタルリマスター版が放送されてた。(リマスターでない方はDVDが2005年に出ている)

「HELLO WORLD」
割と楽しめたはずなのにこれという感想も思い浮かばない何故だ。小説買ったから読んでみるか。なんというか「京都の宣伝になりそうなアニメ」っていう感じだった。住んでると「あーここ知ってるわー」っていう場面があちこちに。

2019年、こんな感じですね。
大きいところで見たものもありますが、「出町座」さんにはとてもよく通いました。

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